12月 1st, 2001
アフガニスタンの今を知ろう! そこから戦争の罪深さが見えてくる!
よびかけ
9月11日、アメリカで起きた同時多発テロを契機に世界は、「テロ撲滅」を大義とした戦争で大きく揺れています。アフガニスタンでは、今日も米軍の爆撃で子どもを含めた多くの市民が殺戮され、新たな難民が多数生み出されています。このまま冬を迎えれば、多くの餓死者が出ると言われます。戦争は何の解決にもならないどころか、悲劇をくり返すだけです。
ヒロシマは、半世紀前、アメリカの無差別攻撃でおびただしい数の市民が殺されました。広島で被爆し、また現在、広島に住む私たちは、いかなる理由があろうと問答無用の殺戮を見過ごすわけにはいきません。核兵器廃絶をめざすヒロシマの会では、アメリカの報復戦争を止めるよう求めて、長崎と連携してアピールを出す運動などを進めてきました。
アフガニスタンの人々に今必要なことは、爆弾ではなく、食べ物と毛布を直接届けることです。それを学ぶために、アフガニスタンで今起こっている実際の姿を知る必要があります。そこで、長年、アフガン難民の診療活動をされてきたペシャワール会の活動と訴えをお聞きし、ヒロシマの役割をともに考えるつどいを持ちます。一人でも多くの市民の参加をお願いいたします。
日時・場所
とき 2001年12月17日(月)18時 開場 18:30-20:30
ところ アステールプラザ 多目的スタジオ
広島市中区加古町4-17 電話:082-244-8000
講師 福元満治さん(ペシャワール会)
テーマ 「アフガニスタンの今と私たちの役割」
参加費 500円
福元満治氏プロフィール:
ペシャワール会の広報担当理事。最も初期の段階から中村哲医師とペシャワール会に関わり、アフガニスタンの現状について熟知している。中村哲医師の著書も出版している石風社設立者。スライドを使って、わかりやすく、熱のこもったお話が聞けるはずです。
<テロにも報復戦争にも反対、日本の参戦をやめさせよう> いかなる場合も核兵器などABC兵器は使わせない。
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3月 15th, 2001
みなさん。
米ソ冷戦終結の結果、今や世界の世論は核兵器廃絶が主流となりつつあります。国際的な非政府組織(NGO)の核兵器廃絶運動にも弾みがついてきており、昨年秋には「核兵器廃絶地球市民長崎集会」が成功裏に開催されました。「新アジェンダ連合」という国家レベルの核兵器廃絶運動も核保有五大国と国連で対等に交渉し、日本政府の態度が注目されています。冷戦時代と違い、核兵器廃絶の実現は「あとヒト押し」というところまできています。しかし、他方では宇宙空間軍事化(NMD・TMD)など、歴史の時計の針を逆戻りさせようとする動きもあり、決して油断はできません。
それだけに、被爆地広島・長崎の責任は重大です。今こそ、思想・信条の違いを越えて両市の市民がゆるやかに大きくつながり、被爆者の方々との連帯の上に、これまでに見られなかったような広範な人々に開かれた核兵器廃絶運動を展開すべき時が到来したのです。
すでに呼びかけ人になっているみなさんはもとより、共に広島から声を出そうと思われる方は私たちの運動にご参加くださいますようご案内いたします。
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核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
Hiroshima Alliance for Nuclear Weapons Abolition (HANWA)
【共同代表】 岡本三夫 河合護郎 森瀧春子
【事務局】
〒730-0802
広島市中区本川町二丁目6番11号 第7ウエノヤビル 5F
広島県生活協同組合連合会内
TEL 082-532-1311
FAX 082-232-8100
Eメール hanwa@e-hanwa.org
ホームページ https://www.e-hanwa.org/
郵便振替
「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」
01300-2-50889
年会費 2000円
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※2007年9月18日から住所と電話が変更になっています。
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