8・6ヒロシマ国際対話集会~

反核の夕べ2019

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<8・6ヒロシマ国際対話集会~反核の夕べ2019>

~核と人類は共存できない~

核被害を拡げないために

核利用サイクルにおける核被害の実態を追及し、原子力推進を阻止しよう! 核兵器禁止条約の早期発効をめざし、国際連携を図り日本政府を動かそう!

日 時: 2019年 8月6日(火)

14:30~17:30 

資料代:700円(通訳あり)

場 所:合人社ウェンディひと・まちプラザ6Fマルチメディア・スタジオ

  (広島市まちづくり市民交流プラザ) 広島市中区袋町6-36 TEL:082-545-3911 )

第Ⅰ部:講演会

 基調講演 演 題 「棄民の国-被曝安全神話」       

講演者 小出 裕章

 (原子核工学者・元京都大学原子炉実験所助教)

第Ⅱ部:パネルディスカッション  

小出 裕章     原子核工学者・元京都大学原子炉実験所助教             

前田耕一郎    広島県被団協事務局長・元広島平和記念資料館館長

佐藤 龍彦    福島県双葉郡楢葉町・原発事故被害者             

ラニ・クレイマー Lani Kramer(REACH-MI代表/

マーシャル諸島核実験被害者二世)             

サマンサ・ハネルグ Samantha Hanerg (REACH-MI副代表/

同 核実験被害者三世)  

振津かつみ     医師・ICBUW運営委員・チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西

森瀧 春子    HANWA共同代表

第Ⅲ部:特別公演 

「ちっちゃい こえ」・紙芝居        

作者・演者 アーサ-・ビナード (詩人、絵本作家) 

<小出裕章さん・プロフィール>

1949年東京生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒、同大学院修了。京都大学原子炉実験所助手。2015年定年退職。専門は放射線計測、原子力安全。学生時代に東北電力女川原発反対集会に参加してから反原発の道を歩む。伊方原発訴訟住民側証人。著書に「隠される原子力 核の真実」(2010年創史社)、「原子力と共存できるか」(1997年かもがわ出版、共著)、「原子力のウソ」(2011年扶桑社)、『真実から目を逸らすことは犯罪である─フクシマ事故と東京オリンピック』(近日発売 径書房)など多数。      

<アーサー・ビナードさん プロフィール>

1967年、米国ミシガン州生まれの詩人・俳人、随筆家、翻訳家。1990年に来日、日本語で創作を始める。『釣り上げては』で中原中也賞。11年より広島に居を構える。『ここが家だ― ベン・シャーンの第五福竜丸』で日本絵本賞。原爆で被爆した物を語り部にした写真絵本『さがしています』で広島文化賞。絵本『ドームがたり』で日本絵本賞など多数受賞。19年春、丸木 俊・丸木 位里 「原爆の図」より紙芝居『ちっちゃい こえ』を完成、放射線被害の怖さを伝えている。他に著書多数。

∇核利用サイクルの過程で引き起こされ、今なお拡大している甚大な核被害の問題、核戦争の危機を見据えることがヒロシマ の課題である。 ∇核開発による人類生存の危機を根っこから断ち切るべく、ウラン採掘、核兵器、原発、劣化ウラン兵器など核利用のサイク ルによりもたらされている非人道的被害の原点から、あらためて「核と人類は共存できない」ことを確認し、国際的な連帯 のネットワークを築くことを推進しよう。

∇日本政府・原子力産業は、福島の核災害を封印し、原発の再稼働・海外への原発輸出、核保有の意図をも持つ使用済み核燃 料再処理によるプルトニウムの備蓄など核利用サイクル政策を推進し「偽装の被爆国・日本」の姿を世界にさらし備蓄したプルトニウムに国際的な懸念を拡げている。

∇核兵器廃絶のための核兵器禁止条約早期発効の早期実現のため更に国際的連帯を強める。核兵器禁止条約が制定され支持する国際的潮流が大勢となったにも拘らず、被爆国日本は「橋渡し」どころか米トランプ政権などの核保有国と共に国際的溝 を深め妨害している。民衆の連帯の力で跳ね返し、核兵器廃絶のための最も有効な核兵器禁止条約の発効をめざそう。

共 催 : 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)     NO DU(劣化ウラン兵器禁止)ヒロシマ・プロジェクト(ICBUW-Hiroshima)

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