「核被害の今を知る・考える」講演会 「核と人類—フクシマ後に考える」
木曜日, 2月 4th, 2016核被害者フォーラムフェイスブックへのリンクです。
HANWAも共催です。どうぞご参加ください。
https://www.facebook.com/worldnuclearvictimsforum/photos/a.167849540218186.1073741830.167303620272778/221797154823424/?type=3
核被害者フォーラムフェイスブックへのリンクです。
HANWAも共催です。どうぞご参加ください。
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スキャリー教授講演会:「民主主義と核兵器は共存できない」
DEMOCRACY AND NUCLEAR WEAPONS CANNOT CO-EXIST
2015年10月16日(金)午後6時〜8時
場所:広島市中区大手町四丁目1番1号
大手町平和ビル9階 セミナールーム2
共催:「核時代における思想と文化」研究会
世界核被害者フォーラム
講師:イレーヌ・スキャリー教授(ハーバード大学)
コメンテーター:
・スティーヴン・リーパー(前・広島平和文化センター理事長)
・ 湯浅正恵(広島市立大学教授)
司会:嘉指信雄(神戸大学教授、世界核被害者フォーラム共同代表)
・使用言語:講演は英語で行われますが、適時、簡単な日本語のまとめ あり。質疑応答は日・英。
・参加費無料(定員50名です。
・連絡先:参加ご希望の方は、世界核被害者フォーラムホームページ参加申し込みフォームで、「10月16日参加希望」と書いて送信してください。)
【講師プロフィール】
ハーバード大学教授(美学・価値一般理論)。専門は文学批評・美学だが、核兵器問題に関しても積極的に発言してきている社会派知識人としても知られる。昨春刊行された、Thermonuclear Monarchy: Choosing Between Democracy and Doom(熱核兵器専制君主制―民主主義と滅亡のあいだでの選択はその集大成であり、500頁を越す大作となっている。本著は、タイトルが示すように、米国大統領など一握りの政治家がその使用決定権を握っている核兵器の存在は、民主主義の根本原則に反するものであることを、合衆国憲法なども踏まえつつ徹底的に論じた渾身の作であり、高く評価するリビューが多く書かれている。拷問の非人道性を論じたThe Body in Pain (1987)でも世界的に知られる。
2015世界核被害者フォーラム・第4回プレ企画
<シンポジウム>
8・6ヒロシマ国際対話集会―反核の夕べ
世界核被害者フォーラムで何を目指すか
-核被害の原点から-
広島・長崎被爆70周年の夏、ウラン採掘、核兵器、原発、劣化ウラン兵器など核利用のサイクルによりもたらされている非人道的被害の原点から、あらためて「核と人類は共存できない」ことを確認しましょう。安倍政権は、福島の核災害に蓋をし、原発の再稼働・海外への原発輸出、核兵器保有の意図をも持つ使用済み核燃料再処理によるプルトニウム備蓄などの核利用サイクル政策を推進しています。
核利用のサイクルの過程で引き起こされている世界各地の甚大な核被害の根っ子を断ち切るべく国際的な連帯のネットワークを築くため、広島・長崎被爆70周年の今年11月に「核のない未来を!世界核被害者フォーラム」を開催します。本シンポジウムでは、目前に迫った世界核被害者フォーラムで何を獲得すべきか、今焦点の課題は何か、現実の厳しく厚い壁に立ち向かい得る叡智と力を探りましょう。
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日時:8月6日(木)15:00-18:30
場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 6F・マルチメディアスタジオ
資料代700円(学生無料)
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プログラム
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開会挨拶:朝長 万左男 共同代表
(核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員長)
講師紹介:青木 克明 共同代表
(HANWA共同代表)
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基調講演
今中 哲二 さん
(京都大原子炉実験所助教)
『広島・長崎、チェルノブイリ、福島の被曝調査から
:科学の限界と研究者の役割』
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質疑 休憩
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パネルディスカッション
▼コーディネーター導入:森瀧春子事務局長(HANWA共同代表)
▼日野彰さん 福島県教職員組合・原発災害対策担当執行委員
「原発事故災害による教育現場の実態」
▼へイユイヌ・ル・カイユさん
ローランド・オルダムさん
(ポリネシア仏核実験被害者団体 ムルロワ・エト・タトゥー)
「核兵器廃絶の闘い・太平洋仏核実験による環境・生活基盤の破壊の状況」
▼本田歩さん
(2014高校生平和大使) (福島高専4年生)
「原発核災害に立ち向かう福島の若者の訴え」
▼アンエリス・ルアレンさん カリフォルニア大学 助教授
「先住民族と地球の輪:「核」がもたらす被害」
質疑討論
コーディネータ― まとめ
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閉会挨拶 嘉指 信雄 共同代表
(ICBUW-Japan代表)
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主催
:世界核被害者フォーラム実行委員会
:核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
:ICBUW-Japan (ウラン兵器禁止を求める国際連合・日本)
連絡先:090-9064-4705(森瀧)
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(パンフレット内容)
ヒロシマから世界へ
届けよう核被害者の声を!
広島・長崎 被爆70周年
核のない未来を!
世界核被害者フォーラム
Towards a Nuclear Free Future! The World Nuclear Victim’s Forum
(広島: 2015年11月21日-11月23日 広島国際会議場ヒマワリ)
主催:世界核被害者フォーラム実行委員会
福島の原発事故から4年が過ぎてなお、汚染水漏出など放射能汚染の危険性はより深刻になり、核被災者の置かれた状況も厳しさが続いています。にも拘らず、安倍政権は原発の再稼働や輸出、六ケ所村での使用済み核燃料再処理運転など原発推進政策をより鮮明に推し進めようとしています。
ウラン採掘にはじまる核利用のあらゆる段階で、核被害者が生み出され現在も増え続けている中で迎える2015年広島・長崎被爆70週年を機に、核がもたらしている被害の実態全容を明らかにし、核利用の根底的な廃絶と核被害者の救済を目指すため核被害者の国際的連帯の場を広島でつくりだしたいと思います。核被害をこれ以上ふやさないため、核利用サイクルを断つ戦いの国際的ネットワークを作る場への結集を訴えます。「世界放射線被害者人権憲章」を「ヒロシマ・フォーラム」から世界に宣言しましょう。
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「世界核被害者フォーラム」プログラム(全日程同時通訳付)
11月21日(土) 国際会議場ヒマワリ
午前 10:00 開会 問題提起
基調講演Ⅰ ビル・グラハム氏
マーシャル諸島共和国外務省核問題顧問
基調講演Ⅱ アレックス・ローゼン博士
ドイツIPPNW副会長
午後 <セッション-1> 核サイクル被害現場からの報告
ウラン採掘、核実験、広島・長崎原爆被爆、原発事故、原発労働、劣化ウラン兵器による
被害の実相
[1]アメリカ・ロシア・中国
[2]カザフスタン・ウクライナ・インド・イラク
[3]マレーシア・タヒチ・日本
夜 歓迎レセプション
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11月22日(日) 国際会議場ヒマワリ
午前 9:30 基調講演Ⅲ 小出裕章氏 元京都大原子炉実験所助教
<セッション-2> ヒバクに関する科学
午後 13:00
<セッション-3> 核兵器禁止・劣化ウラン兵器禁止キャンペーン
<セッション-4> 反ウラン採掘・反原発・反核燃料サイクルキャンペーン
夜 18:00-
(Ⅰ)世界放射線被害者人権憲章起草委員会
(Ⅱ)特別アピール起草委員会
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11月23日(月・祝) 国際会議場ヒマワリ
午前 <セッション-5> 核被害者支援キャンペーン・セッション
午後 <セッション-6>「世界放射線被害者人権憲章」
特別アピール
15:00 閉会
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【同時開催】
ポスター展(国際会議場にて同時開催)
「世界のヒバクシャ」展
IPPNWドイツにより制作された世界各地の各種50の核被害地写真&解説。
日本語に翻訳したブックレットを頒布します。
休憩時間にはスクリーン映写も実施します。
世界から核被害の根絶を!
世界の核被害者はヒロシマに集まり、連帯の絆を結ぼう!
海外からも多くの核被害者、専門家、活動家を招聘します。
<海外・国内から招聘したい方々>
・ウラン鉱山被害(インド・米)
・核実験被害(太平洋諸島、米風下住民、セミパラチンスク)
・原発事故被害(チェルノブイリ事故被害)
・劣化ウラン弾被害(イラク・米)
・被曝労働被害(チェルノブイリ事故処理)
・医科学専門家、NGO組織、法律専門家など
・広島・長崎原爆被害者
・第五福竜丸被害者
・福島原発事故被害者
・反核・反原発など運動団体
・法律・原発・医科学などの専門家及び一般参加者
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海外参加者予定リスト(2015年6月30日現在)
アメリカ
米ウラン鉱山先住民:「安全な環境を求める多文化連合アコマ・プエブロ」
米:ダウン・ウィンダーズ
米オルバニー大学教授:DU兵器工場汚染被害調査
カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校
東アジア言語文化研究学部 助教授
ハーバード大学教授
カザフスタン・中国・ロシア・ウクライナ
セミパラチンスク核実験被害者
ウイグル自治区出身 ロプノール・プロジェクト
ウクライナ・チェルノブイリ25年国家報告書作成責任者
マーシャル・インド
マーシャル諸島共和国外務省核問題顧問
元マーシャル諸島核被害請求審判所 住民代理人
インド・ジャドゥゴダウラン鉱山:『ブッダの嘆き』監督
インド核軍縮平和連合(CNDP)
イラク
バスラ大学病院
ドイツ
ドイツIPPNW副会長
ICBUW 運営委員 ドイツ弁護士
賛同団体リスト(2015 年6 月30 日現在: 五十音順)
カトリック正義と平和広島協議会
*以後の賛同団体についてはホームページに随時掲載します。
個人賛同も多数頂いていますが紙面の都合で割愛させていただきます。
世界核被害者フォーラム開催への支援をお願いいたします。
世界核被害者フォーラムを実現するためには、海外、福島の核被害者などの招聘費、会場費、同時通訳費などかなりの基金(約900万円)が必要です。団体賛同金、個人賛同金、ボランティアなど皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
郵便振替 振込先:
【 口座名義 】 世界核被害者フォーラム・実行委員会
【 口座番号 】 01380 - 4 - 103175
………………………………………………………………
問い合わせ先
E-mail:haruko.jpn@gmail.com
携帯:090-9064-4705 ( 森瀧)
――――――――――
【Ⅰ】世界核被害者フォーラム賛同カンパ(多数口歓迎!)
団体賛同金 ……… 一口 5,000 円
個人賛同金 ……… 一口 1,000 円
※通信欄の「世界核被害者フォーラム賛同カンパ」の欄に○印を
つけてください。
【Ⅱ】参加お申込み
郵便振替取扱票で、参加希望の項目の前に○印をつけ、振込
金額をご記入ください。
(1)3 日間(11 月21 日~ 23 日)参加 ………… 3,000 円
1日参加毎に1,200円(1日間1,200円、2日間2,400円)
※(1)については、学生及び障がい者はそれぞれ半額です。
(2)歓迎会(21 日夜・国際会議場セレナード) お一人3,500 円
◆準備の都合上、参加は事前申し込みを原則とさせていただきます。
11 月10 日締め切り、当日受付もあります。
(別注:パンフレットには振込用紙あり。また、世界核被害者フォーラムのHPに申し込みフォームを作成する予定です。)
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世界核被害者フォーラム・連続プレ企画
―世界の核被害の実態に学ぶ~核サイクルを断ち切るために―
国際シンポジウム:世界核被害者フォーラムで何を目指すか
~核被害の原点から~
共催:世界核被害者フォーラム実行委員会/核兵器廃絶をめざすヒロシマの会/ ICBUW-Japan
基調講演 今中哲二氏 京都大原子炉実験所助教
演題:『広島・長崎、チェルノブイリ、福島の被曝調査から:
科学の限界と研究者の役割』
パネリスト
・本田 歩 福島2014 高校生平和大使(福島高専4年生)
・日野 彰 福島県教職員組合・原発災害対策担当執行委員
・アンエリス・ルアレン カリフォルニア大学 助教授
・南太平洋仏核実験被害者 タヒチ
コーディネーター:森瀧春子(核フォーラム実行委員会事務局長)
(15:00 ~ 18:30 於:広島市民交流プラザ6F マルチメディアスタジオ)
( 18:00~20:00) 予定会場:広島市立大サテライト(大手町平和ビル)
世界核被害者フォーラム趣旨
今や核による被害は、地球全体に広がり、深刻な事態を生み出しています。
2015 年、広島・長崎は米国の原爆投下から70 年を迎えるが、人類が滅亡の危機に直面する核時代の始まりの悲劇は未だ癒えず、地獄の惨禍をくぐり抜け生き延びてきた被爆者は、放射能の影響に今も苦しんでいます。この間、核を握る核権力によって、放射能の影響による健康への影響の事実は矮小化され、あるいは隠蔽されてきました。被爆者は今なお原爆症認定訴訟を起こさねばならないし、多くの「黒い雨」被害者は国から見捨てられています。
1954 年、アメリカのビキニ水爆実験で再び核の犠牲者を出した日本は、2011年3月11 日の東日本大震災で起きた福島原発事故で破滅的な核災害に襲われました。福島をはじめ東日本の膨大な市民が生きる権利と生活を奪われ取り返しのつかない状況が生み出されています。
核利用のサイクルはウラン採掘に始まり、精錬、核兵器・核燃料製造、核実験、核兵器使用、原発稼働、原発事故、使用済み核燃料の再処理、核廃棄物の保管・処分、劣化ウラン兵器使用など、あらゆる段階で放射能による広範な環境汚染と人体への深刻な影響をもたらしてきました。
2千回を超える各地での核実験は世界中に放射能汚染を広げ、実験場周辺だけでなく広い範囲の住民の命と健康、暮らしを奪い取ってきています。
世界の400 基を超える原発では、通常時でも働く労働者が被曝を余儀なくされています。チェルノブイリ事故、福島原発事故では膨大な量の放射能が放出され、数十万人の人々の命と健康、暮らし、ふるさとを奪い、地球規模で環境を汚染してしまいました。
ウラン鉱山では採掘労働者だけでなくウラン鉱滓、精錬廃液などの放射性廃棄物による環境汚染で周辺の住民は、がん、白血病などに苦しみ、子どもたちには先天性障害が多発しています。
核兵器や核燃料用ウランの濃縮過程で出る放射性廃棄物=劣化ウランの一部は兵器として湾岸戦争以来、バルカン紛争、ソマリア攻撃、イラク戦争などで大量に使用され、放射能による広範な環境汚染と人体への深刻な影響をもたらしてきました。
核の利用が、軍事利用であれ、商業利用であれ、深刻な放射能被害をもたらし、地球を破滅に向かわせるものであることは、引き起こされている現実が明らかにしています。たとえば、インドのウラン鉱山採掘現場、劣化ウラン弾を撃ち込まれたイラクの現場、ネバダ核実験場の風下住民の現場、そして原発大事故により失われた福島の人々の生活、健康、自然、いつもそこに見られるのは、一握りの権力者、資本の利益のためにいわれもなく理不尽に踏みにじられる民衆の犠牲です。
核兵器も、劣化ウラン兵器も原発も人間の生きる権利を根底から破壊してきました。核利用の過程で不可避的に出る放射性廃棄物、特に原発の使用済み核燃料やその再処理で出る高レベル放射性廃棄物は、処分方法も廃棄場所も全く見通しのつかない状態で人類の未来を脅かしています。
私たちは、広島、長崎被爆70周年に当たり、核利用がもたらした非人間的な核災害の原点・ヒロシマで「核と人類は共存できない」という核絶対否定の理念を掲げ、核兵器を廃絶し核利用を根絶するために世界核被害者フォーラムを開催しようとしています。また、3度目の核兵器使用を食い止めるための大きな力となった原爆被爆者の行動を確認し、原爆被害の実相を次世代へ継承するメッセージ付託の場を提供します。
フォーラムでは、表裏一体で進められる核の軍事利用と商業利用の核サイクルの過程で生じる放射線被害のさまざまな実態を明らかにし、被害者の救済を図る補償の国際的規範と体制を国際的連帯のもとにつくりたいと思います。
また、世界のヒバクシャが連携し、核被害をこれ以上ふやさないため、核被害情報センターを設置し、核利用サイクルを断つための国際的ネットワークを作る基礎を固める場とします。
フォーラムの宣言としてヒロシマから「世界放射線被害者人権憲章」を世界に発し、国連人権委員会、国際赤十字、国際NGO など国際社会への働きかけをしていきます。
世界のヒバクシャは核被害の根絶のために連帯しましょう。
主催 世界核被害者フォーラム実行委員会
共同代表 青木 克明 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
朝長万左男 核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会
嘉指 信雄 NO DU ヒロシマ・プロジェクト(ICBUW-Japan)
事 務 局 〒731-5135 広島市佐伯区海老園3-2-18
NO DU ヒロシマ・プロジェクト気付
Tel/Fax: 082-921-1263
E-mail: haruko.jpn@gmail.com(事務局長 森瀧春子)
http://www.fwrs.info/
郵便振替:世界核被害者フォーラム・実行委員会 01380 - 4 - 103175
HANWA第15回総会記念行事開催について
テーマ: 核被害の非人道性を法的に問う
世界核被害者フオーラム第3回プレ企画 浦田賢治講演会
日時:2015年5月23日(日) 13:30-15:30
会場:広島市中区地域福祉センター(大手町平和ビル内)
講演:浦田賢治さん (早稲田大学名誉教授)
講演テーマ: <戦後 70 年、ヒロシマ・ナガサキを捉え直す
――「グローバル・ヒバクシャ」の視点から読む国際法と日本国憲法 >
主催:世界核被害者フオーラム実行委員会
:核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
参加費:500円(学生無料)
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HANWA総会
日時:5月23日(土)15:40~17:00
世界核被害者フォーラムプレ企画浦田賢治講演会(13:30~15:30)の後
場所:広島市中区地域福祉センター(大手町平和ビル内)
【第15回 総会議事次第】
開会挨拶
議長選出
2014年度活動総括
会計報告
会計監査報告
質疑討論&採択
2015度情勢・活動方針案提案(役員体制含む)
質疑討論&採択
新旧役員 挨拶
閉会挨拶
「世界核被害者フォーラム」・プレフォーラム
2014
8.6ヒロシマ国際対話集会-「反核の夕べ」
8月6日(水)15:00~18:00
広島市まちづくり市民交流プラザ6F:マルチメディアスタジオ
(広島市中区袋町6-36 広電宇品線電停「袋町」「本通り」下車徒歩5分)
資料代 700円 学生無料
●シンポジウム 世界の核被害の実態に学ぶ
-核サイクルを断ち切るために-
核「軍事利用」と核「平和利用」が表裏一体となって押し進められてきた核利用サイクルの破綻は、福島第一原発事故がもたらした現実によって明らかにされました。ウラン採掘、核兵器、原発、劣化ウラン兵器など核利用のサイクルによりもたらされている非人道的被害の実態に学び、あらためて「核と人類は共存できない」ことを確認しましょう。安倍政権は、収束のめどの立たない福島の核災害に蓋をし、原発の再稼働・海外への原発輸出、核兵器保有の意図をも持つ使用済み核燃料再処理によるプルトニウムの備蓄など核利用サイクル政策を推進しています。現実の厳しく厚い壁に立ち向かい得る叡智と力を蓄えましょう。核利用のサイクルを断ち切るべく国際的な連帯のネットワークを築くため、広島・長崎被爆70周年になる2015年には「核のない未来を!世界核被害者フォーラム」の広島開催をめざしています。本シンポジウムは、そのためのプレ・フォーラムとして、核災害の実態を知り、手を携えてその根絶への道を探りましょう。
パネリスト
●平岡 敬さん
元広島市長、HANWA顧問、世界核被害者フォーラム実行委員会顧問
■セミパラチンスク核実験被害、チェルノブイリ原発事故被害の現状(仮題)
●宗藤尚三さん
広島被爆者、HANWA運営委員、牧師
■原爆と原発―被爆体験から (仮題)
●橘 柳子さん
福島原発事故被災者、浪江町より本宮市に避難生活中、元中学校教師。
■戦争、原発事故による2度の「棄民」体験、福島原発事故核災害の現状
●小櫻智穂さん
第16代高校生平和大使。国連欧州本部、メキシコ・ナジャリット会議で核兵器禁止を訴えた。
■若者の反核活動―核兵器禁止条約に向けての国際的な場での活動
●クマール・スンダーマールさん インド:CNDP(平和と核軍縮のための連合)
■「インド原発の現状と反対運動」(仮題)
●コーディネーター 森瀧春子さん HANWA共同代表
世界核被害者フォーラム実行委員会事務局長
主催
世界核被害者フォーラム実行委員会
ICBUW-Japan
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
連絡先 : 090-9064-4705(森瀧)
<8・6ヒロシマ国際対話集会-反核の夕べ2013>
原爆・原発・劣化ウラン放射能被害の原点から
―核サイクルを断ち切るために―
福島第一原発大事故は、核「軍事利用」と核「平和利用」が表裏一体となって押し進められてきた核開発推進の実態を明らかにしました。核利用のサイクル―ウラン採掘、核兵器、原発、劣化ウラン兵器など―によりもたらされている非人道的被害の原点に立つとき、核と人類は共存できないことはあきらかです。
核兵器廃絶に向けての核兵器禁止条約の制定、原発再稼働・原発輸出などの強行阻止、核保有の意図も隠された核燃サイクル推進阻止など厳しい現実の課題に耐え得る民衆の力強い連帯をつくりだしましょう。核利用のサイクルを断ち切るために。
■ 日時 : 8月6日(火)14:00-17:00
■ 会場 : 広島市民交流プラザ6F マルチメディア・スタジオ
■ 共催 : 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
: NO DU(劣化ウラン兵器禁止)ヒロシマ・プロジェクト
■ 資料代 : 700円
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<プログラム>
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■ 第1部 講演(14:05-14:55)
講師 :浪江町核被災者 吉沢 正巳さん
「希望の牧場・ふくしま」代表
演題 「福島核被災の現状と原発をなくすたたかい」
吉沢さんプロフィル:
59歳 千葉県四街道市生まれ/東京農業大学農学部畜産学科卒業/一般社団法人希望の牧場・ふくしま代表/残り人生20年をかけ、原発事故の生き証人・被ばく牛とともに原発を乗り越える世の中を目指し日夜闘っている。
■ 第2部 シンポジウム(15:00-17:00)
● オリバー・ストーンさん (米映画監督)
1946年生まれ。ニューヨーク出身。ベトナム戦争から帰還後、ニューヨーク大学で映画製作を学び 、映画監督デビューは1974年。1986年『プラトーン』、1989年『7月4日に生まれて』でアカデミー賞監督賞獲得。他、『ウォール街』『JFK』など社会派作品で知られる。
● ピーター・カズニックさん(アメリカン大教授)
1948年生まれ。ニューヨーク出身。アメリカ近現代史専攻。1995年スミソニアン博物館で原爆の人的被害の展示が中止されたとき学長を説得してアメリカン大学での展示を実現させた。以来、17年にわたり米国人学生を毎年8月に広島・長﨑に連れてきている。
● 川崎 哲さん(ピースボート共同代表、ICAN共同代表、核兵器廃絶日本NGO連絡会共同代表)
ピースボート共同代表。NPO法人「ピースデポ」事務局長などを経て現職。2012年より核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)共同代表。2008年の9条世界会議(幕張)、2012年1月の脱原発世界会議および同12月の脱原発世界会議開催に中心的役割を果たした。恵泉女学園大学非常勤講師。
● 吉沢正巳さん(福島原発核被災者「希望の牧場・ふくしま」代表)
● 田中利幸(HANWA共同代表 広島市立大平和研究所教授)
● コーディネーター : 森瀧春子(HANWA共同代表)
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■ 写真 会場展示 「核被災地 福島浪江」
吉沢正巳 撮影
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世界のヒバクシャと連帯し学ぶ会
-ウラン鉱山被害とたたかう豪・ピーター・ワッツさんの証言-
【講演】ピーター・ワッツ(オーストラリア反核連合共同代表)
【演題】福島第一原発を動かした燃料―オーストラリアの
ウラン採掘問題を考える
日時 2013 年7月16日(火) 午後6時半~8時半
場所 平和記念資料館 地下 会議室Ⅰ
( 広島市中区中島町1-2 電話:082-241-4004 )
資料代 500円
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オーストラリアのウラン採掘は地元の先住民の
生活・文化に大きな影響を与えてきました。彼らは、
ウラン産業の自分達の生活・文化に対する影響や、
海外輸出のもたらす帰結に関し懸念・関心を抱き、
長きに渡り抵抗活動をしてきました。今回の講演は
オーストラリア反核連合(Australian Nuclear Free
Alliance)の代表であり、オーストラリア先住民である
ピーター・ワッツ氏がオーストラリアにおけるウラン産業と
それのもたらす環境や先住民文化への影響について語ります。
【ピーター・ワッツさんプロフィール】
オーストラリア反核連合共同代表。
南オーストラリア州のアラブナ族の先住民グループの
出身。南オーストラリア州州都のアデレード生まれ。
母と祖母が、1950-60年代に英国が南オーストラリア
州で行った核実験により被曝。アラブナ族住民は、
近隣にあるオリンピック・ダムというウラン鉱山(世界一の
埋蔵量)採掘によって環境に多大な被害を受け、
抵抗活動を行ってきた。オーストラリア反核連合は、
オーストラリア、特に先住民の土地における核開発に
関心を寄せるオーストラリア先住民とNGOが集まって
1997年に結成した草の根組織。オーストラリア
反核連合は、オーストラリアにおける全てのウラン
採掘と核廃棄物放棄の中止を求め、また、オーストラリア産
ウランの海外輸出及び福島第一原発での東京電力による
オーストラリア産ウランの使用に関する調査を豪州政府に
要求している。
主催:核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
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核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
Hiroshima Alliance for Nuclear Weapons Abolition (HANWA)
【共同代表】 青木克明 田中利幸 森瀧春子
【事務局】〒730-0005 広島市中区西白島18-4 城北ビル2F 足立修一法律事務所内
【TEL】 082-211-3342
【メール】 hanwa@e-hanwa.org
【ホームページ】 https://www.e-hanwa.org/
【郵便振替】「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」01300-2-50889
【年会費】 2,000円
————————————————-
北朝鮮核実験強行に抗議する声明
2月12日午前11時57分頃、北朝鮮が3回目の核実験を実施したことに対して、私たち「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」は強く抗議します。
あらためて言うまでもないことですが、核兵器の使用が、強烈な光線、熱風と高レベルの放射線を放出することによって、多くの人間を無差別に殺傷するのみならず、多種多様の生きものを同時に抹殺し、由々しい環境破壊をもたらすことは、1945年8月に米国が広島・長崎に投下した原爆によって周知のところです。さらには、戦後これまでに米露英仏中などの核保有国が世界各地で2千回以上行ってきた核実験においても、実験地近辺の多くの住民が放射能汚染によって引き起こされた疾病に苦しみ亡くなっていき、今なお病気に苦しんでいること、実験地となった土地や海が高レベルの放射能に汚染され続けていることもよく知られていることです 。
このように、あらゆる生きものの無差別大量殺傷と環境破壊をもたらす核兵器の使用が、既存の国際法に明らかに違反する、「人道に対する罪」という犯罪行為であることも、あらためて言うまでもないことです。
北朝鮮は、今回の核実験も米国に対する核抑止力の保持を目指すものであって、自衛のための重要な戦略の一つであると主張することでしょう。
しかしながら、北朝鮮に限らず、「核抑止力」の保持は、実際に核兵器を使う行為ではないことから、犯罪行為ではなく、政策ないしは軍事戦略の一つであるという誤った判断が一般的になっています。実際には、「核抑止力」は、明らかにニュルンベルグ憲章・第6条「戦争犯罪」(a)「平和に対する罪」に当たる重大な犯罪行為です。「平和に対する罪」とは、「侵略戦争あるいは国際条約、協定、誓約に違反する戦争の計画、準備、開始、あるいは遂行、またこれらの各行為のいずれかの達成を目的とする共通の計画あるいは共同謀議への関与」と定義されています。「核抑止力」とは、核兵器を準備、保有することで、状況しだいによってはその核兵器を使ってある特定の国家ないし集団を攻撃し、多数の人間を無差別に殺傷することで、「戦争犯罪」や「人道に対する罪」を犯すという犯罪行為の計画と準備を行っているということです。さらに、そうした計画や準備を行っているという事実を、常時、明示して威嚇行為を行っていることなのです。核兵器の設計、研究、実験、生産、製造、制作、輸送、配備、導入、保存、備蓄、販売、購入なども、明らかに「国際条約、協定、誓約に違反する戦争の計画と準備」です。したがって、「核抑止力」保持は「平和に対する罪」であると同時に、「核抑止力」による威嚇は、国連憲章・第2条・第4項「武力による威嚇」の禁止にも明らかに違反しています。1996年の国際司法裁判所ICJの『核兵器の威嚇・使用の合法性に関する勧告的意見』も、その第47項において、「想定される武力の使用それ自体が違法ならば、明示されたそれを使用する用意は、国連憲章・第2条・第4項で禁じられた威嚇である」と明記しています。
核兵器の保有と使用だけではなく、核兵器使用を最終目的とする核実験もまた、国際法上のみならず、倫理的な観点からも決して許されるべき行為ではありません。どのような理由があるにせよ、私たち人間が、他の人間を一人たりとも殺傷する権利がないことは明らかです。ましてや大量虐殺を行うことが、倫理的に許されるはずがありません。私たち人間は、これまでの長い人類史において、様々な技術を開発し、文明をめざましく、あるいは異常と称すべきほどまでに発展させてきた一方で、地球上に生息する自分たち人類を平和的に生存させ、その他の多種多様な生命を維持する能力を、すさまじい勢いで低下させてきました。
戦争で同類の人間を数百万、数千万と殺し、他の多種多様の生きものも巻き添えにして殺すような生物は地球上に人間以外にいないのではないでしょうか。戦争以外では、核実験や原発事故でも同じように多くの同類と他の生物を殺傷しています。
人間の平和的生存能力と生命維持能力の両方の低下を最も顕著に且つ象徴的に表しているのが、核技術であると私たちは考えます。核兵器と核エネルギーの応用である原発の両方が、人類のみならず、地球上のあらゆる生きものの存続を脅かしていることは、広島・長崎への原爆投下とチェルノブイリ・福島の原発事故の経験から、もはや疑う余地がないことは明らかです。
したがって、私たちは、このような恥ずべき能力低下をさらに促進させ、地球滅亡への道を一層速めるような核実験はただちに停止し、保有している核兵器も早急に廃棄することを、北朝鮮に強く要求します。
しかし同時に、私たちは、北朝鮮を核兵器開発へと追い込んできた米日韓のこれまでの軍事外交政策にたいしても強く抗議します。韓国ならびに沖縄に強大な米軍を常駐させ、毎年、北朝鮮を仮想敵国とした軍事共同訓練を行い、北朝鮮への核抑止力どころか核先制攻撃をも辞さないという強圧的な態度をとり続けることで、東アジア全域の安全保障を脅かし続けているこれら三ヶ国政府にも、現在の北朝鮮をめぐる深刻な状況を作り出した責任が多いにあることは明らかです。したがって、私たちは、米国に対しても核抑止力保持そのものが犯罪行為であり、2千発以上もの核兵器を保有していること自体が狂気と称すべき事態であると強く批難します。
核兵器を非合法化しようとする国際的潮流に対し、核抑止力と相容れないとして背を向ける日本政府に対しても強く抗議します。
さらに、日本政府は、福島原発事故という未曾有の核事故を引き起こし、多数の国民を被爆させ、広域にわたって自然環境を放射能で汚染させたにもかかわらず、原発を再稼働させ、失敗の連続にもかかわらず、膨大な費用を使って核燃料再処理施設をなおもがむしゃらに推進しています。これは核兵器製造能力を維持する目的をも持つものであり、他国への脅威と緊張をもたらすもので強く抗議します。
北朝鮮が真に民主主義的な国家を打ち立て、引いては東アジア全域の平和構築に貢献できるようになるためには、北朝鮮自体が軍事力縮小を強く推進することで近隣諸国の市民の信頼を獲得することが、最も有効な近道であると私たちは提言します。同時に、北朝鮮に隣接する中露韓の各国、ならびに日米両国に対しても、東アジアに真の平和をもたらすことができる方策は、犯罪行為である核抑止力の維持・強化などではなく、逆に、核廃絶という人道的で倫理的な行動で北朝鮮ならびに各国市民の信頼を確保する以外にはないと提言します。
2013年2月13日
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
Hiroshima Alliance for Nuclear Weapons Abolition
【共同代表】 青木克明 田中利幸 森瀧春子
【事務局】
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