イラク戦争帰還兵―ジェラルド・マシュー夫妻講演会―

「兵士として、親として劣化ウラン被害を訴える!」
イラク戦争帰還兵
―ジェラルド・マシュー夫妻講演会―

日時:2005年11月3日(木・祝) 17:00~20:00
場所:広島平和記念資料館地下 会議室1
資料代:1000円
 

 この五月、ニューヨークでは、NPT再検討会議に関連して劣化ウラン問題関連のワークショップ・集会が幾つか開かれました。そうした場でマシューさんは、「劣化ウラン問題については全く知らされていなかった。病気に苦しむ帰還兵に対する政府の態度も全く誠実でない。裏切られた気持ちだ」と、怒りを込めて語っていました。(マシューさんは、他の帰還兵とともに、娘のビクトリアちゃんに対する補償も含めて、アメリカ国防省に対し補償を求める訴えを出しています。)
 また、二度ほど直接お会いする機会のあった妻のジャニスさんも、「私たちの訴えを嘘だと言ってほしくありません。私たちの闘いは、娘のビクトリアが大きくなって、『ママ、もういいのよ』と言ってくれるまで続けるつもりです」と話されていました。今回、マシュー夫妻は、ビクトリアちゃんはベイビーシッターを頼んでニューヨークに置いてこられますが、写真やビデオなどを持参して訴えたい、と伝えてきています。 確かに、湾岸戦争とイラク戦争で大量に投下された劣化ウラン兵器の最大の被害者は、イラクの人々、イラクの子どもたちですが、マシュー夫妻も、劣化ウラン被害者であることに変わりはなく、その訴えは、とても力強く、心打たれるものです。ぜひ、日本の人たちにも直接聞いていただきたく思います。

ICBUW-Japan「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー2005」賛同
広島講演
共催:NO DU ヒロシマ・プロジェクト
   核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
連絡先:090-9064-4705(森瀧)
http://www.nodu-hiroshima.org/ 


参考資料――
「ニューヨーク・デイリー・ニュース」誌(2004年9月29日付)が、「戦争の最も小さな犠牲者」と題された記事を掲載していますが、下記は、その日本語訳の抜粋です。(「暗いニュースリンク」より転載。また、全文は、「ピースニュース」ホームページ(http://www.jca.apc.org/~p-news/IRQ/041009iraqdu.htm)に掲載されています。なお、「奇形」の表現が使われておりますが、これは医学用語として理解し、訳文そのままとしておきますので、ご了承ください。)

 「03年9月初旬、陸軍州兵のジェラルド・ダレン・マシューは、突然の体調不良によりイラクから帰還を許されました。
 マシューの顔面の半分は毎朝腫れるようになり、偏頭痛に襲われ、目は霞み、意識がはっきりせず、排尿の度に焼けるような痛みを感じるようになったのです。帰還してまもなく、マシューの妻ジャニスが妊娠し、今年6月29日、女の子を出産しました。女の子ビクトリアちゃんは指が三本欠けており、右手はほとんど失われていたのです。マシューと彼の妻は、娘の衝撃的な奇形と父親の症状、そして従軍経験の間に何か関係があるのではと考えました。夫妻の家系には先天的欠損症の記録はなかったからです。夫妻はイラクで生まれた奇形児の写真を見て、状況が不気味なほど似通っているということに気づいたのです。6月に、マシューはデイリーニュース紙に連絡をよこし、研究所での独自の尿検査の手配を依頼しました。独自検査の結果、マシューの尿から劣化ウランの放射線が確認されました。放射線に被曝することと、被曝した両親から生まれた子供の奇形には、多くの研究により関連性が認められています。
 ニューヨークのハーレムから出征したマシューは、イラクでは第719輸送部隊のトラック運転手でした。彼の部隊はクウェートの陸軍基地からバクダッドの最前線まで補給品を運んでいました。マシューの話によれば、被弾した戦車や破壊された車両の部品をトラックの荷台に乗せてクウェートまで運ぶこともあったということです。」

———————————————-
ICBUW-Japanからの支援要請を転載:
[ジェラルド・マシュー講演、賛同団体募集中!]

■講演予定
11月3日 広島
11月5日 大阪
11月6日~東京

■賛同金:
個人:一口1000円/団体:一口3000円、多数口の賛同カンパ大歓迎)

■振り込み先  
郵便振込口座名:「ICBUW・国際キャンペーン」
口座番号:01310-0-83069
備考欄に、「2005年共同行動カンパ」と明記してください。

連絡先:090-9064-4705(森瀧)
詳細はhttp://www.nodu-hiroshima.org/ 
————————————-

Comments are closed.